0. この構成案の作り方について
本構成案は、御社にお渡しするためだけに書き起こしたものです。以下の型に沿って作成しています。
ファーストビューは「地域名+サービス(メインキーワード)+特典」を必ず入れる
見込み客が最初に見るのは広告文です。広告文と同じ言葉がLPの一行目になければ、その時点で離脱します。そのため地域名とサービス名を省略しません。
スマホファースト。判定はすべてスマホ表示で行う
アクセスの8〜9割はスマートフォンです。PCでの見え方は最後に確認します。文字が詰まる・妙な改行が起きる状態を作りません。
デザインで文字を邪魔しない。文字情報が主役
凝った装飾より、読める文字量と余白を優先します。
CTAは最初は2種類のみ。特典とセットで、特典が上・CTAが下
入口を増やすほど見込み客は迷います。ページ最下部にも必ずCTAを置き、電話番号はタップで発信できるようにします。
1. 最初に決めていただきたいこと ─ 主軸
仮設足場は「誰が発注するか」で刺さる言葉が正反対になります。1枚で両方を追うと両方薄くなるため、着手前にどちらを主軸にするか決めさせてください。
A案|元請け・同業向け(BtoB)
工務店・塗装会社・リフォーム会社の現場担当
決め手は
「工期に穴を開けないこと」。単価より、急な依頼に対応できるか・職人の質・保険と資格が揃っているか。
→ 施工実績数、対応エリアと最短着工日、有資格者数、賠償保険加入を前面に。
B案|施主向け(BtoC)
外壁塗装・屋根工事を検討する持ち家層
決め手は
「いくらかかるか先に分かること」。足場だけを単体で意識しておらず、不安は総額と近隣トラブル。
→ 平米単価の明示、近隣挨拶の有無、施工写真、無料見積りまでの導線を最短化。
両方必要な場合:ファーストビューはA案(BtoB)で統一し、B案は下層に独立セクション+別CTA(無料見積り)として分岐させる構成をご提案します。同じフォームに流さないことが重要です。
2. ファーストビュー案 3パターン
3案とも 地域名 + 仮設足場(メインキーワード) + 最短の対応日 + 特典 + 電話番号 を1画面に入れています。順番も「地域」「すぐ来られるか」を先頭に固定しました。仮設足場を探している人が最初に知りたいのは、価格ではなく「うちの現場に、いつ来られるか」だからです。
地域名サービス名最短対応日特典電話番号CTA×2
案① 元請け向け(推奨)地域+即日対応を一行目に
◯◯市・◯◯市・◯◯郡|法人様専用
◯◯市の仮設足場、
最短翌日、組みに行きます。
◯◯県◯◯市を中心に、半径◯◯kmは当日中に現地確認へ伺います
自社職人◯名・有資格者◯名在籍/年間◯◯棟の施工実績
【今月の特典】初回のお見積りは無料、現地確認も無料です。
ご契約前でも足場計画図を無料でお出しします。
☎ 0120-◯◯-◯◯◯◯(8:00〜19:00)今月の空き状況を見る
この案の狙い:元請けが検索するのは、たいてい予定していた業者に飛ばれた直後です。その瞬間に必要な情報は「近いか」「いつ来られるか」の2つだけ。特典を値引きではなく足場計画図の無料提出にしているのは、値引き合戦に入らず、かつ次の仕事につながる特典にするためです。
案② 元請け向け・緊急軸広告文と揃えて使う場合
◯◯県全域|仮設足場・即日対応
足場屋に飛ばれた現場、
◯◯市なら明日入れます。
当日15時までのご連絡で、翌朝の着工に間に合います
賠償責任保険 加入済/全現場に有資格者が立ち会います
【今月の特典】緊急対応でも割増料金はいただきません。
初回のお客様は解体費用◯%OFF。
☎ 0120-◯◯-◯◯◯◯対応エリアを確認する
この案の狙い:「足場 飛ばれた」「足場 急ぎ ◯◯市」といった緊急キーワードで広告を出す場合、広告文と同じ言葉をそのまま一行目に置きます。広告文にあった言葉がLPに無いと、その時点で反応率が落ちるためです。
案③ 施主向け(BtoC)主軸をB案に置く場合
◯◯市の外壁塗装・屋根工事の足場
◯◯市の足場工事、
1平米◯◯円・最短翌日。
建坪を選ぶだけ、最短30秒で概算が出ます(訪問はいたしません)
近隣へのご挨拶まで当社が対応します
【今月の特典】Webからのお問い合わせで足場代◯,◯◯◯円OFF。
しつこい営業は一切いたしません。
30秒で概算を見る☎ 0120-◯◯-◯◯◯◯
この案の狙い:施主が最も避けたいのは「訪問されて断りづらくなること」。「訪問はいたしません」を特典の隣に置くのが要点です。CTAは電話ではなく簡易シミュレーターを先頭にし、電話番号は2番目に置きます。
3. 漫画パート ─ 弊社の主軸
弊社は漫画制作とLP制作の両方を自社で行っております。今回の構成案では、ファーストビューの直下に漫画パートを置くことをご提案します。以下は御社の案件向けに実際に描き下ろした1ページです(見本のため1ページのみ)。
『昨日の夕方』(元請け向け・全4コマ)
- 1朝7時。足場屋から「すみません、今日行けません」の電話
- 2職人3人が手持ち無沙汰。丸一日、現場が止まる
- 3施主に頭を下げる。「工期が……一週間伸びます」
- 4翌朝、足場は組まれている。電話したのは昨日の夕方だった
「安いか高いか」ではなく、
「電話した翌朝に組まれているか」で終わらせています。
この4コマには料金の話を一度も入れていません。元請けが本当に恐れているのは単価ではなく、現場が止まって施主に頭を下げることだからです。ファーストビューで訴えた「◯◯市・最短翌日」を、そのまま物語で裏づける役割を持たせています。
LP内での配置:ファーストビュー直下(第2セクション)。スクロールを止めさせ、料金表まで読者を運ぶ役割です。
本番のボリューム:記事LP用の漫画は30〜40コマが標準です。本サンプルは4コマのため、本番では起承転結を伸ばし、不安を1つずつ潰す構成にいたします。
制作体制:ストーリー・ネーム・作画をすべて自社で行うため、「シナリオは別の方、作画はまた別の方」という分業による齟齬が起きません。
お見積り:本構成案のお見積り(50,000円)に漫画制作は含んでおりません。ご希望の場合のみ、コマ数に応じて別途お見積もりいたします。
4. LP構成案 ─ 16パート
A案(元請け向け)を主軸とした場合の構成です。「制作順」は書く順番を示しています。キャッチコピーは最後に作ります。中身が固まる前に一行目を決めても、言葉が上滑りするためです。
| # | パート | 読者の反応 | この案件での中身 | 制作順 |
| 1 | 心をつかむ(FV) | 求めている情報がある | ◯◯市+仮設足場+最短翌日+特典+電話 | 11 |
| 2 | 共感・問題提起 | うんうん、そうだよね | 漫画パート/「足場屋に飛ばれたことはありませんか」 | 2 |
| 3 | 解決方法の提示 | なるほど | 自社職人保有・当日現地確認の体制 | — |
| 4 | ベネフィットの羅列 | ほしくなる | 工期が守れる/施主に謝らずに済む/単価が読める | 1 |
| 5 | 自分ごと | 自分のことだ | 「こんな工務店様に選ばれています」 | 3 |
| 6 | 自己紹介 | 誰から買うかが大切 | 代表と職人の顔写真・経歴 | 6 |
| 7 | メッセージ | — | 安全に対する考え方 | — |
| 8 | お客さまの声 | 信用できそうだ | 写真+文字起こし必須/工務店3社 | 8 |
| 9 | 商品説明 | 頼んでみたい | くさび式・単管など工法別の対応範囲 | 4 |
| 10 | 選ばれる理由・差別化 | ほかではなくここがいい | 有資格者数・保険・当日確認・自社保有 | 5 |
| 11 | よくある質問 | 気になること | 最短着工/雨天/近隣対応/支払条件 | — |
| 12 | 金額 | — | 算出根拠と、追加費用が出る条件を明記 | — |
| 13 | 特典・後押し | いま申し込まないと損 | 足場計画図 無料提出/今月◯社限定 | 7 |
| 14 | 申し込みはこちら | 安心して申し込む | 特典の直下にCTA/電話+フォーム | 9 |
| 15 | 会社概要・特商法 | — | 許可番号/所在地/代表者/設立 | — |
| 16 | 最後に(想い) | 売込み色が和らぐ | 代表からのひとこと | 10 |
CTAの運用ルール:CTAは電話とフォームの2種類のみに限定し、全箇所でデザインを統一します。特典を上、CTAを下に置き、距離を離しません。ページ最下部にも必ずCTAを設置し(フッター固定とは別)、電話番号はタップで発信できるようにします。フォームの入力項目は必要最小限にし、フリガナ・問い合わせ種別は設けず、姓名も分けません。
5. ワイヤーフレーム
左がPC、右がスマートフォン。スマホでは追従CTAを常時表示し、電話とフォームを親指の届く位置に固定します。
PC(1080px〜)
ロゴ/対応エリア/電話番号ヘッダー固定
ファーストビューキャッチ+サブコピー+CTA×2/背景は現場写真+青のオーバーレイ
3つの約束(横3カラム)
対応エリア地図|今月の空き枠
施工実績 写真6点2列×3行/各写真に規模・工期
安全・保有資格
料金の考え方(表)
ご依頼の流れ 4ステップ
よくある質問(アコーディオン)
クロージングCTAキャッチ再掲+フォーム+電話
会社概要/フッター
スマートフォン
ロゴ/☎常時固定
ファーストビューキャッチは2行以内/CTAは縦積み
3つの約束縦積み・1画面1要素
対応エリア
施工実績横スワイプ
安全・資格
料金/流れ/FAQ
追従CTAバー画面下部に常時固定
「空き状況を確認」+☎
6. 公開後の計測設計
作って終わりにしないための最小構成です。何を数えるかを公開前に決めておかないと、改善のしようがありません。
- 主要指標:フォーム到達率(FV表示→フォーム表示)と、フォーム完了率(表示→送信)を分けて計測
- 離脱点:スクロール深度を4区切りで取得し、どのセクションで落ちているかを特定
- CTA別:「空き状況を確認」と「施工事例を見る」のどちらが送信につながっているかを分離
- 流入元別:広告・検索・紹介ごとにフォーム完了率を分けて見る(同じ数の流入でも質が違うため)
- ABテスト:ファーストビューのキャッチのみを差し替えて上記3案を比較。同時に複数箇所を変えない
正直にお伝えしていること:これまでの計測は Google Analytics ではなく、自前のクリック計測とCV到達率で運用してまいりました。GA4での実装・レポートが必須要件の場合は、その旨をお申し付けください。
7. 進め方
- 1. ヒアリング/サービス内容・強み・対応エリア・競合・主軸の決定
- 2. 競合調査と訴求整理/同業LPを10件程度調査し、訴求の型を整理 着手から4日
- 3. 構成案とワイヤーフレームの確定/ご意見を反映して1回修正 8月31日まで
制作・公開までご希望の場合は、構成案のご合意後に別途お見積もりいたします(HTML/CSSでの制作から公開まで自社で対応可能です)。